DropShipping

最近知ったサービスで
ドロップシッピング」と言うもの。

これ、
「売り手が在庫・回収のリスクを伴わず、マージンだけとってECショップを開設できるというアフィリエイトに変わる、今後日本で主流になっていくであろう副業」

見たいな説明が、チラッと検索すると出てくるようだけど、
米国のCafepressや日本のClubTような代表的(と言われているらしい)ドロップシッピングのサイトを見ると、これはちょっと違うんではないかと感じた。

アフィリエイトをやってる人ってなんとなく二つに分かれるような気がする。
一つは、とにかく儲けたい人で、もう一つは、自分を認知して欲しい人。
前者のインセンティブはより多い収入で、後者のインセンティブは自分の趣味的なものとか、その文章力とか、考え方とか、そんなものがより多くの人に共感をあたえること(あるいは数ではなく深度かもしれない)。

そんな風に私は感じていて、って考えると、このドロップシッピングは生産ラインとか、売り手の商売としての都合ではなくて、いわゆる「プロシューマー」という考え方にコミットしている消費者兼提供者の部類のひとにすさまじく訴えかけるものなんではないかと。そんなことです。

だから、アフィリエイトが、パブリシティの分野において素人編集者に自己顕示と言うインセンティブを与えるに至ったことになぞらえれば、ドロップシッピングは平面デザインの分野において素人デザイナーに同様のインセンティブを与えるものとして、すごく魅力的なものじゃないかと感じるところです。

自分も、イラレとかフォトショをよくいじって、これまでも、なんやかんやと人に頼まれたりして蓄積したデザインがありますが、もしClubTでショップを開設したら、少なくとも自分で何枚かは購入すると思うし、友人知人にも間違いなく宣伝してまわるでしょう。

これもいろんなインフラとソフトのおかげなんだと思うけど。

にしても、ちょっと遅いのかもしれないけど、このサービスには軽い衝撃を受けたのでした。